自由診療

矯正治療とは、いろいろな矯正装置を用いてゆっくり歯を動かして良い噛みあわせを目指す治療です。治療の結果、調和のとれた顔貌も獲得されることになります。顎と歯の不正の状態は患者さまによりバラツキがあり、治療の目標なども違いますので、治療の期間や使用する装置なども異なってきます。不正の程度により期間や装置に違いがあります。一般的に成人（永久歯）で歯を移動する期間は3～5年です。

子供の場合で顎に異常が認められる時は、2～3年の早期治療が必要となり、その後の矯正治療で（個人差がありあますが、3～5年で）、歯の移動が終了すれば、あともどりの予防のために保定期間が必要となります。※症例により、矯正専門歯科医院へご紹介させて頂く場合もございます。

歯はもともと白くなく、わずかに黄みをおびた色をしています。肌の白さが人によって違うように、歯の色にも黄みや赤みがあり個人差があります。茶渋やタバコのヤニ、歯垢など歯の表面についた汚れによる変色は、それらの付着物を取り除くことで本来の白さを取り戻すことができます。しかし、歯の内側から変色した場合には、ハミガキやクリーニングで白くすることはできません。

プラスチックやセラミックといった人工的な材料で変色を被い隠すのではなく、特殊な薬剤を使って歯の中の色素を分解させる方法なので、歯を削らずに“自然な白さ”を得ることができ、ホワイトニングを希望される方が増えてきました。当院では、ご自宅で手軽に出来るホームホワイトニングをおすすめしています。

保険診療で製作する入れ歯（義歯）の場合、使用出来る材料（プラスチック、金属）や使用できる部品の設計に、あらかじめルールがあります。これらのルールにより、保険診療で製作できる入れ歯には、その耐久性、審美性、使用感などに限界があります。一方、噛む力などの口の機能や、舌などの感覚、見た目の要求などは、個人差があります。

入れ歯の製作技術、材料は、日々進歩していますので、患者様が求める機能性、使用感、審美性に優れる入れ歯を、長期間安定してご使用頂くためには、初期費用がかかっても、優良な材料、技術、時間と手間をかけた、自費診療による入れ歯をお薦め致します。詳細は当院でご説明、ご相談させていただきます。

マウスガードは、ラグビー、バスケット、サッカー、野球、スキーなど、はげしくぶつかる可能性がある競技（コンタクトスポーツ）でよく使用されています。激しいスポーツで、歯を怪我から守りたい方は、競技中に、歯の怪我を最小限に防ぐことができる、カスタムメイドのマウスガードをおすすめします。

歯型を取って、お口にしっかりフィットする、 弾力性のあるビニール製の装置を製作します。スクールカラー、チームカラーなど、デザインや色のご相談をある程度させていただいております。製品の都合上、ご希望に添えない場合もございますので、ご理解ください。

むし歯や打撲などで、歯の一部が欠損した場合、小さい部分の修復には、まず白い材料（レジン）をつめて固めて修復（保険診療の充填処置）をしますが、強度が不足する場合には、精密な歯型で模型を作ってから、欠損の形を補うための部分かぶせを、歯科用貴金属合金やセラミック系の材料で製作して、最後は強固な接着剤で歯にとめます。
セラミック系の材料には、高強度ハイブリッド型硬質レジン、一般的なセラミック、特別に硬いジルコニアの計３種類があり、単独でこれらの白い材料を使用することにより、見た目を天然の歯に近づけることが出来ます。

歯科用貴金属合金を選択する場合は、適合性、強度、アレルギーが少ない点など考慮します。保険適用の金銀パ合金よりも、適合性が良く、金属アレルギーが少ない、強度がある金合金などを選択することが出来ます。

型取りの費用　（税込）１本2500円

むし歯などが原因で歯の形が大きく損なわれている場合、かむ力に耐えられる強度にするために、見た目を天然の歯に近いものにするために、まず精密な型どりで模型を作って、その模型上で、削った歯の全体をカバーする全部かぶせを、セラミック系の材料や貴金属材料で製作します。セラミック系材料には、高強度ハイブリッド型硬質レジン、一般的なセラミック、特別に硬いジルコニアの計３種類があります。セラミック系材料で製作する冠は見た目が白く美しいです。

型取りの費用　（税込）１本2500円

大きなむし歯、歯周病、がん、打撲、または先天的な原因により、歯が数本欠損している場合、残っている歯が健康な状態で、かむ力に耐えられる設計が可能な場合、発音やかむ機能を回復し、見た目も天然の歯に近いものにするために、全部かぶせをセラミック系の材料や貴金属材料で製作して連結して、固定式のブリッジを製作します。セラミック系材料には、高強度ハイブリッド型硬質レジン、一般的なセラミック、特別に硬いジルコニアの計３種類があります。セラミックを使用すると、見た目が白く美しいです。
歯の欠損があって、ブリッジにする場合には、骨組みに歯科用貴金属合金を用いて、その外側をセラミック系の材料で盛り上げて製作する技法が主流でしたが、CAD/CAMテクノロジーにより、硬いジルコニアを削りだして製作する方法と、ジルコニアの骨組みの上に一般的なセラミックを盛り上げて審美的に製作する方法もよく用いられています。

型取りの費用（税込）支台１本2500円

当院では、インプラントの埋入手術を行っておりませんが、ご相談がありましたら、初期診断の上、インプラント専門医へご紹介致します。インプラントはチタンなどの金属でできているので、むし歯にはなりません。

しかし、磨き残しによって付着した細菌がインプラント周囲の組織に悪影響を及ぼし、歯周病を引き起こすことでインプラントが使えなくなってしまうことがあります。インプラント周囲の組織の変化は自分では気づきにくく、異常に気づいた時にはかなり進行した状態で手遅れになってしまう場合もあります。このような症状を早期発見・早期治療することが、定期メンテナンスの大きな目的であり、当院でもメンテンナンスが行えます。